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No.055 人気ノベルティ！モバイルバッテリーの知識

私たちの生活にかかせないスマホの普及率は日本国内で約47%ものシェアになっており、そのシェアは年々増加傾向です。特に10～20代の若い世代に至っては90%以上がスマホを携帯し、1日に1時間以上スマホを使用しているとの調査結果も出ています。通学・通勤途中の電車内ではスマホやタブレットでゲーム、SNS、ニュースチェックを行っている人を多く見かけますが、そんなスマホユーザーにとっての一番の悩みとして挙げられるのが「電池のもちが悪い」ことです。

スマホの不満No.1はバッテリーの減り

スマホユーザーへの不満アンケートでは全体の70%程度がバッテリーへの不満を回答しています。バッテリーを長持ちさせるためには「液晶画面の明るさを暗くする」「Wi-Fi設定のOFF」「不要アプリの無効化」などを行うことにより多少消費を抑えることができますが、必要な時に設定し直す必要があり面倒です。しかもバッテリーには寿命があるため、こまめな設定を行っていたとしてもバッテリーの減りはどうしても早くなります。

電池切れの救世主！モバイルバッテリー

旅行先での友達との写真撮影や、待ち合わせの連絡などでスマホの電池切れが発生すると致命的です。そんな使用頻度が高いスマホ・タブレットと一緒に持っておきたいのがモバイルバッテリー。常にスマホと持ち運ぶことで電池切れを心配することなくスマホを使うことができ、パソコンやコンセントがなくてもどこでも充電ができる点がモバイルバッテリーの魅力です。

モバイルバッテリーの基礎知識

容量を示す「mAh」

モバイルバッテリー選びに最も重要なのはバッテリー容量を示すmAh(ミリアンペア)です。しかし3000mAhと表記されていても全ての容量が使えるわけではなく、表記のおおよそ7割程度が実際に使用できる容量になります。仮に容量2000mAhのモバイルバッテリーでは実質容量が1400mAhとなり、バッテリー容量が約3000mAhのスマホで使用する場合、1回で約半分の充電が可能です。 スマホの機種によりバッテリー容量が違いますが、Androidスマホは約3000mAh、iPhoneは約1800～2700mAh程度となっているため、価格は高くなりますが容量が大きいモバイルバッテリーを選べば安心です。

電圧について

モバイルバッテリーのパッケージや本体には、入力2.4Aや出力2.1Aなどの最大入出力電流の表記があります。入力電流はモバイルバッテリー自体への充電、出力電流はモバイルバッテリーを使用したスマホへの充電時間の目安となります。そのため出力が高い(現時点での主流の2.1Aや2.4A)モバイルバッテリーを選んでおけば間違いはありません。

寿命について

モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、充電と放電を繰り返していくうちに劣化が進んでいきます。一般的に300～500回使用するとバッテリー性能は、初期容量に比べ50%程度まで低下すると言われています。

PSEマーク（電気用品安全法）

モバイルバッテリーが発熱・発火するなどの事故が多発しており、こうした点を踏まえ、経済産業省が2019年2月1日よりモバイルバッテリーを電気用品安全法の規制対象に加えると発表しました。この日までは準備期間とされますが、これ以降は粗悪なモバイルバッテリーは製造・輸入・販売ができなくなります。

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