1.貧困をなくそう(No Poverty) 2.飢餓をゼロに(Zero Hunger) 3.すべての人に健康と福祉を(Good Health and Well-being) 4.質の高い教育をみんなに(Quality Education) 5.ジェンダー平等を実現しよう(Gender Equality) 6.安全な水とトイレを世界中に(Clean Water and Sanitation) 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに(Affordable and Clean Energy) 8.仕事をみんなにそして経済成長を(Decent Work and Economic Growth) 9.産業と技術革新の基盤をつくろう(Industry, Innovation and Infrastructure) 10.人や国の不平等をなくそう(Reduced Inequality) 11.住み続けられる街づくりを(Sustainable Cities and Communities) 12.つくる責任つかう責任を(Responsible Consumption and Production) 13.気候変動とその影響に対処しよう(Climate Action) 14.海の豊かさを守ろう(Life Below Water) 15.陸の豊かさも守ろう(Life on Land) 16.平和と公正をすべての人に(Peace, Justice, and Strong Institutions) 17.パートナーシップで目標を達成しよう(Partnerships for the Goals)
No.079 「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」
SDGsは人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標のことです。
2015年9月に始まり2030年までに取り組むべき17の目標が設定されております。
これらの目標は、貧困の撲滅、飢餓の終息、教育の普及、ジェンダー平等、クリーンエネルギーの普及など、地球上のあらゆる人々の生活の質を向上させることを目指しています。
同年に開催された国連サミットにおいて採択されました。
SDGsのはじまり
発案したのはファン・マヌエル・サントス大統領を要するコロンビア共和国の政府です。
国連に加盟している193か国すべての国が世界共通の目標として取り組むべきと認めたSDGs17の目標ですが、実際には全ての国連加盟国がSDGsを採択しているわけではありません。
SDGsは、2015年の国連サミットで採択された後、国連加盟国の間で広く受け入れられましたが加盟国の達成度合いは異なります。
ほとんどの国がSDGsの目標に取り組んでいますが、実際の進捗状況は国によって異なるのが現状です。
SDGsはなぜ作られたのか
貧困、紛争、気候変動、感染症等、人類はこれまでになかったような数多くの課題に直面しています。
このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。
第二次世界大戦では、原子爆弾の開発・投下など膨大な犠牲をもたらしました。
この戦争での経験をもとに貧困を撲滅し、地球を守り、誰もが平和と繁栄を享受できるように定められました。
【持続可能な17の開発目標】
1.貧困をなくそう(No Poverty)
2.飢餓をゼロに(Zero Hunger)
3.すべての人に健康と福祉を(Good Health and Well-being)
4.質の高い教育をみんなに(Quality Education)
5.ジェンダー平等を実現しよう(Gender Equality)
6.安全な水とトイレを世界中に(Clean Water and Sanitation)
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに(Affordable and Clean Energy)
8.仕事をみんなにそして経済成長を(Decent Work and Economic Growth)
9.産業と技術革新の基盤をつくろう(Industry, Innovation and Infrastructure)
10.人や国の不平等をなくそう(Reduced Inequality)
11.住み続けられる街づくりを(Sustainable Cities and Communities)
12.つくる責任つかう責任を(Responsible Consumption and Production)
13.気候変動とその影響に対処しよう(Climate Action)
14.海の豊かさを守ろう(Life Below Water)
15.陸の豊かさも守ろう(Life on Land)
16.平和と公正をすべての人に(Peace, Justice, and Strong Institutions)
17.パートナーシップで目標を達成しよう(Partnerships for the Goals)
SDGsが未達成のまま2030年を迎えてしまうとどうなるのか
日本では人口減少、世界的には人口増加が要因となり、社会的な問題が生じると予想されています。
人口減少が進むと過疎化が広がり都心部との経済格差が拡大します。
世界では人口増加により資源や雇用が不足し経済格差がより拡大します。
日本の取り組みについて
●政府の取り組み
日本政府は、SDGsの実現に向けた国内外での取り組みを進めています。
SDGsを政策の中心に据え、各省庁が連携して具体的な施策を策定・実施しています。
●企業の取り組み
日本の多くの企業が、自社のビジネス活動やCSR(企業の社会的責任)活動を通じて、SDGsの達成に貢献する取り組みを行っています。
例えば、環境保護や社会貢献活動、地域社会への支援などが挙げられます。
●地方自治体の取り組み
地域の課題に対応した政策やプロジェクトを展開し、持続可能な地域社会の構築に努めています。
●国際協力
日本は、国際協力を通じて他国の開発支援や技術移転を行うことで、世界の持続可能な発展に貢献しています。
特にアジア太平洋地域を重点的に支援し、地域全体の繁栄と安定を目指しています。
自分自身がSDGsに関心を持ち、行動を起こすことが大切です!
ここまでSDGsについて小難しく書いてきましたが、私たちでも身近でできるSDGsがないか調べてみたので、参考にしてぜひ取り組んでみて下さい。
6番【安全な水とトイレを世界中に】と7番【安価でクリーンなエネルギーを全ての人に】
シャワーを出しっぱなしにしない、使っていない電気は消すなど節水とエネルギーの節約に取り組む。
12番【責任ある消費と生産】や13番【気候変動に対処する】
ゴミや不用品を捨てる時には分別して捨てる。リサイクルできる物は捨てずにリサイクルに出す。
使い捨て製品の使用を減らしたり直せるものは修理して使う。
2番【飢餓を終わらせる】や12番【責任ある消費と生産】
食材の無駄を減らし地産地消の食品を選ぶ。買い物の際には必要な分だけを購入し食べ残しを減らすように心がける。
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