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みなさんは傘の起源を知っていますか?傘は約4,000年前から存在していたと言われています。エジプトやペルシャの壁画に「日傘」として登場しているのです!貴人たちが従者に日傘を持たせている絵が描かれています。生まれたばかりの傘は日差しを遮ると共に、権力を象徴するための道具だったと考えられています。
和傘は6世紀ごろに中国から伝わってきました。当時は洋傘同様、貴人の後ろから従者が日除けや魔除として差していました。これもまさに権力の象徴です。まだ開閉技術がなかったため傘は大きく、持ち運ぶのも大変だったそうです。鎌倉時代になると傘が小型化し、さらに横棒を使って開閉ができるようになりました。江戸時代では傘を固定するハジキが伝わりより自由に開閉できるようになりました。和傘とは竹、木、糸などの天然素材を使用した骨組みに和紙貼って作った傘の総称となります。骨組みは、洋傘が数本程度なのに対して、和傘は数十本と多め。雨傘として使用するため、柿渋や油を塗って防水加工を施していました。和傘と言っても「番傘」「蛇の目傘」「端折傘」など様々な種類があるのをご存知ですか?
・柄と骨には竹が使われている。・骨組みは太くしっかりとしていて重厚感がある。・無地の和紙でシンプルなデザイン。
・柄には細い木棒や竹が使われている。・骨組みは細い。・色柄の美しい和紙が貼られ、番傘よりも華やかなデザイン。・傘を広げると大きな蛇の目のように見える。・蛇は神の使いで、魔除の意味も込められていた。
・公家や僧侶など、貴人に従者が後ろからさす大きな傘。・傘で人を傷つけないように骨の端を内側に折り曲げている。・「骨の先=爪」を折ることから「爪折」になり、 それが転じて「妻折傘(つまおりがさ)」とも呼ばれている。・近年では野点の茶会やガーデンパーティーなどで使用されている。
洋傘が日本に来たとされる最古の記録は江戸時代後期1804年、長崎に入稿してきた中国の唐船の舶載品目の中の「黄どんす傘一本」と記述があったとされています。普及のきっかけは1853年のペリーの浦賀来航です。ペリーと共に上陸した上官たちが傘をさしている姿が多くの日本人(野次馬)に目撃されています。洋傘を「こうもり傘」と呼んだ語源は「かぶる」が「こうむる」となりそれが転じたとされています。ペリーが来航してきた際、その様子を「蝙蝠(こうもり)のように見ゆ」と比喩したことから生まれた説が有力だそうです。
洋傘が持ち込まれた江戸時代当初、傘はとても高価なものだったため一般庶民には手が出せない代物でした。使用していたのは武家や医師、洋楽社と言った極一部の人たちだけでした。明治時代に入ると文明開化と共に洋傘も普及し始め、庶民でも手にできるようになりました。
一般的に「傘」と言って通じる雨や雪をしのぐ目的で作られた傘です。生地に防水・撥水加工が施されているので水滴を弾くことができます。
日差しを防ぐ目的て作られた傘です。レースや刺繍など、おしゃれを重視したデザインのものが多く、主に女性が使用していました。近年では熱中症対策として男性も使用する姿が見られるようになってきました。それに伴いデザインも老若男女が持てるようシンプルなものも登場しています。小・中学校でも日傘の使用を推奨している学校は少なくありません。
日傘をベースに耐水性・撥水性を高めた傘になります。雨の日でも晴れの日でも使用することができ、UVカット加工や遮光性、遮熱効果などの加工が施されています。日傘をベースにしているので「日傘としても使える雨傘」ではなく、「不要の雨でも使える日傘」といった位置づけとなっています。
晴雨兼用とは少し異なり、雨傘をベースにUVカット機能などを持たせた傘のことを指します。「晴雨兼用」と「雨晴兼用」はとてもよく似ていますが、ニュアンスは若干ことなります。
1928年にドイツのハンス・ハウプト氏の考案によって登場しました。1932年に特許を取得し、その特許をもとにKnirps社(クニルプス社)が製造と販売を始めました。日本でも折りたたみ傘が作られましたが、当初は特許使用料の制約もあり高価な傘という位置付けでした。近年では軽量化が進められていたりと、進化を続けています。
1958年に浅草の傘メーカーであるホワイトローズがビニール傘を開発しました。今では日本で当たり前のように見るビニール傘ですが、開発当時は日本では受け入れられませんでした。1964年開催の東京オリンピックを観戦に来ていた外国人バイヤーの目にとまり海外で大ヒット!世界中に広まりました。無色透明のビニール素材の他、カラフルなビニール傘も登場するようになりました。公園や駅、街中などの空間にカラフルな傘を天井のように吊るし幻想的な空間を演出するアンブレラスカイにも使われることが多くなっている気がします。雨の日でも楽しめるようアンブレラスカイは各地で開催され、SNSでも注目を集めています。
手元にあるボタンを押すと開く傘のことです。中に強力なバネが入っているので勢いよく傘が開くのが特徴です。物を持っていたり子供を連れていて片手しか使えない、という時などにとても便利です。ですが、勢いよく開くので周囲に物や人がないか確認してから操作してください。
傘・雨具 一覧
No.090 傘の始まり、実は日傘!?
みなさんは傘の起源を知っていますか?
傘は約4,000年前から存在していたと言われています。
エジプトやペルシャの壁画に「日傘」として登場しているのです!
貴人たちが従者に日傘を持たせている絵が描かれています。
生まれたばかりの傘は日差しを遮ると共に、権力を象徴するための道具だったと考えられています。
和傘の誕生
和傘は6世紀ごろに中国から伝わってきました。
当時は洋傘同様、貴人の後ろから従者が日除けや魔除として差していました。
これもまさに権力の象徴です。
まだ開閉技術がなかったため傘は大きく、持ち運ぶのも大変だったそうです。
鎌倉時代になると傘が小型化し、さらに横棒を使って開閉ができるようになりました。
江戸時代では傘を固定するハジキが伝わりより自由に開閉できるようになりました。
和傘とは竹、木、糸などの天然素材を使用した骨組みに和紙貼って作った傘の総称となります。
骨組みは、洋傘が数本程度なのに対して、和傘は数十本と多め。
雨傘として使用するため、柿渋や油を塗って防水加工を施していました。
和傘と言っても「番傘」「蛇の目傘」「端折傘」など様々な種類があるのをご存知ですか?
番傘
・柄と骨には竹が使われている。
・骨組みは太くしっかりとしていて重厚感がある。
・無地の和紙でシンプルなデザイン。
蛇の目傘
・柄には細い木棒や竹が使われている。
・骨組みは細い。
・色柄の美しい和紙が貼られ、番傘よりも華やかなデザイン。
・傘を広げると大きな蛇の目のように見える。
・蛇は神の使いで、魔除の意味も込められていた。
端折傘
・公家や僧侶など、貴人に従者が後ろからさす大きな傘。
・傘で人を傷つけないように骨の端を内側に折り曲げている。
・「骨の先=爪」を折ることから「爪折」になり、
それが転じて「妻折傘(つまおりがさ)」とも呼ばれている。
・近年では野点の茶会やガーデンパーティーなどで使用されている。
洋傘来航
洋傘が日本に来たとされる最古の記録は江戸時代後期1804年、長崎に入稿してきた中国の唐船の舶載品目の中の「黄どんす傘一本」と記述があったとされています。
普及のきっかけは1853年のペリーの浦賀来航です。
ペリーと共に上陸した上官たちが傘をさしている姿が多くの日本人(野次馬)に目撃されています。
洋傘を「こうもり傘」と呼んだ語源は「かぶる」が「こうむる」となりそれが転じたとされています。
ペリーが来航してきた際、その様子を「蝙蝠(こうもり)のように見ゆ」と比喩したことから生まれた説が有力だそうです。
傘の種類
洋傘が持ち込まれた江戸時代当初、傘はとても高価なものだったため一般庶民には手が出せない代物でした。
使用していたのは武家や医師、洋楽社と言った極一部の人たちだけでした。
明治時代に入ると文明開化と共に洋傘も普及し始め、庶民でも手にできるようになりました。
雨傘
一般的に「傘」と言って通じる雨や雪をしのぐ目的で作られた傘です。生地に防水・撥水加工が施されているので水滴を弾くことができます。
日傘
日差しを防ぐ目的て作られた傘です。
レースや刺繍など、おしゃれを重視したデザインのものが多く、主に女性が使用していました。
近年では熱中症対策として男性も使用する姿が見られるようになってきました。それに伴いデザインも老若男女が持てるようシンプルなものも登場しています。
小・中学校でも日傘の使用を推奨している学校は少なくありません。
晴雨兼用(晴雨兼用パラソル)
日傘をベースに耐水性・撥水性を高めた傘になります。
雨の日でも晴れの日でも使用することができ、UVカット加工や遮光性、遮熱効果などの加工が施されています。
日傘をベースにしているので「日傘としても使える雨傘」ではなく、「不要の雨でも使える日傘」といった位置づけとなっています。
雨晴兼用
晴雨兼用とは少し異なり、雨傘をベースにUVカット機能などを持たせた傘のことを指します。
「晴雨兼用」と「雨晴兼用」はとてもよく似ていますが、ニュアンスは若干ことなります。
折りたたみ傘
1928年にドイツのハンス・ハウプト氏の考案によって登場しました。1932年に特許を取得し、その特許をもとにKnirps社(クニルプス社)が製造と販売を始めました。
日本でも折りたたみ傘が作られましたが、当初は特許使用料の制約もあり高価な傘という位置付けでした。
近年では軽量化が進められていたりと、進化を続けています。
ビニール傘
1958年に浅草の傘メーカーであるホワイトローズがビニール傘を開発しました。
今では日本で当たり前のように見るビニール傘ですが、開発当時は日本では受け入れられませんでした。
1964年開催の東京オリンピックを観戦に来ていた外国人バイヤーの目にとまり海外で大ヒット!世界中に広まりました。
無色透明のビニール素材の他、カラフルなビニール傘も登場するようになりました。
公園や駅、街中などの空間にカラフルな傘を天井のように吊るし幻想的な空間を演出するアンブレラスカイにも使われることが多くなっている気がします。
雨の日でも楽しめるようアンブレラスカイは各地で開催され、SNSでも注目を集めています。
ジャンプ傘(ワンタッチ傘)
手元にあるボタンを押すと開く傘のことです。
中に強力なバネが入っているので勢いよく傘が開くのが特徴です。
物を持っていたり子供を連れていて片手しか使えない、という時などにとても便利です。
ですが、勢いよく開くので周囲に物や人がないか確認してから操作してください。
傘・雨具 一覧